また 春になる

また春になる
Markó Béla
土の中にはもう種たちが
その茶色いトランクをあけているよ きっと
いろんな色の服を出してためしている
新しい飾りを縫ったりして

どの種も小さな包みを用意している
その中には 色 香り 味がいっぱいだ
そのほかにもいろいろの種たちが
冬の間夢見た色んなことが

夏の緑の葉
たくさんあそべる長い夏の日も
その中に入っている
冬の寒さに負けないで
種たちが守ってきたもの

ごらん
とうとうみんなが目覚める

起きろ 眠っているものたち
起きろ 種たち

みんな
ひらいてごらん
咲いてごらん

私たち人間も窓を開ける
(りなから聞き取っているので、多少間違っているかもしれません。)

りなが卒園式で、詩を暗誦しました。
練習不足で完璧ではなかったけれど、なんとか、立派にやりとげました。

卒園 おめでとう。


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