はしか風疹の混合生ワクチン回収、誰が確認するのか?

先日、北里第一三共のはしか風疹ワクチンが麻疹ウイルスの力価が低下している可能性が明らかとなり、回収されるとのニュースがありました。

対象ロットの出荷時期としては、2013年6月生まれの息子が満1歳で接種する頃と、6歳の娘が第二期で接種する頃に出荷されたものも含まれていました。
そこで母子手帳を確認。

すると、息子と娘が接種したのは、北里第一三共ではなく、タケダのワクチンでした。 
母子手帳には、製造メーカーとロット番号が記載されたシールが貼ってあるので、ちゃんと確認することができます。

ただ、このニュースに関して、保育園や学校では特に案内はありませんでした。

対象ロットを接種した人には、どこから連絡がなされているのでしょうか?

真面目に対応しているとするならば、こんな感じでしょうか?
  • 接種した医療機関がカルテから対象者を確認し、連絡する(すごい大変そう。義務ではなくボランティアベースかと。)
  • 自治体が定期接種の予診票から対象者を確認し、連絡する(ロット番号も含めて予診票のデータを入力していれば簡単?)
  • 対象年齢のこどもがいる学校、園を通じて親に呼び掛ける
こうして対象者がわかった上での対応は
  • 本当に力価が低下して免疫がついていないかどうか、抗体検査をして確認する
  • 必要ならば再接種する。(費用負担は?定期接種として実施するのかは、自治体の判断による?)

この一連の対応は、誰が責任を持ってやるのでしょうか。
どうも、医療機関の方が自主的にがんばっているような様子ですが。
ま、今回は製造後すぐに接種していれば十分抗体価が得られているはずだ、ということで、それほどシビアな対応が求められているわけではないのかもしれません。
こういう情報の管理も、マイナンバーができて、集約が進んだり…しないか。

NikuQ Life

2児のワーキングマザーによるブログ. 新しいニクキューライフ.

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